1995-03-10 第132回国会 衆議院 外務委員会 第7号
いずれにいたしましても、方向別格差の是正につきましては、適時適切に運輸省として対処してまいりたいというふうに思っております。
いずれにいたしましても、方向別格差の是正につきましては、適時適切に運輸省として対処してまいりたいというふうに思っております。
これを僕らは方向別格差と呼んでおりまして、これが余り差があります場合には、例えば日本発の運賃を一〇〇にしたときにアメリカ発の運賃が八〇とか七〇とか、そういう状況になりますと、やはり方向別格差を是正しなければならない。ということは、日本発の運賃を今まで下げてきたのです。そういうことを今までやってまいりました。
このために、為替レートが変動いたしますと、同一路線であっても日本発の運賃と相手国発の運賃が異なってくる、いわゆる方向別格差というものが生じてくるというのはどうしても避けられないところでございます。
今先生御指摘なさいました国際航空運賃の方向別格差という問題でございますが、昭和六十年以降の円高によりまして日本発の運賃と外国発運賃との間に大きな格差が生じてきたことはございます。そのため、その後これを解消するために日本発の運賃を値下げするようにその是正を指導する等の措置を講じました結果、最近におきましては相当程度その格差が縮小してございます。
○松尾政府委員 国際航空運賃のまず格差でございますが、方向別格差関係は過去数回にわたりまして是正してまいりまして、ヨーロッパ路線、それからアメリカ路線、それからオセアニア路線、ここについてはほぼ同じような実態になってまいっております。ただ東南アジア路線は、いろいろな経緯がございましてまだ二割ないし三割程度の格差はございます。
○相沢国務大臣 円高差益の還元につきましては、これは卸売物価の面ではかなり端的にあらわれておりますけれども、これが一般の国民に関係の深い消費者物価という面になりますと必ずしもはっきりしない面もありますが、しかし、例えば電気・ガス料金の値下げあるいは国際航空運賃の方向別格差の縮小、小麦の政府売り渡し価格の引き下げ等々におきましては、かなり顕著にそれがあらわれております。
第一が生計費の全体及びその内訳が高い、二番目が輸入品の国内価格が外国と比べて高い、三番目が日本から輸出されている商品が外国において国内よりも安く売られているのではないか、四番目が航空運賃等の方向別格差、それから五番目が特定のサービスについての国内価格が高いのではないか、こういう五つの点でございまして、これを踏まえまして以下分析をいたしておるわけでございます。
○和田(静)委員 どうも答弁納得できませんが、航空運賃が高いという批判があって、それで日航は方向別格差是正をされました。例えば、東京発ロス行き往復運賃が三年前三十五万七千三百円、これから一七%値下げしたのだ。値下げしたと思ったら、逆にロス発東京行きが三二%値上げしましたね。これは一体どういうことなのですか。
国内航空運賃につきましては、割高な二十七路線の運賃の値下げ及び割引運賃の導入、拡充を行うとともに、国際航空運賃のいわゆる方向別格差につきましては、今後ともその是正に引き続き努力してまいりたいと考えております。また、国際航空につきましては、航空交渉により路線網の充実に努め、国内航空におきましては、コミューター航空の育成にも努力してまいります。
国内航空運賃につきましては、割高な二十七路線の運賃の値下げ及び割引運賃の導入・拡充を行うとともに、国際航空運賃のいわゆる方向別格差につきましては、今後ともその是正に引き続き努力してまいりたいと考えております。また、国際航空につきましては、航空交渉により路線網の充実に努め、国内航空におきましては、コミューター航空の育成にも努力してまいります。
それから四番目としましては、これは三と四と両方をミックスしたようなサービスでございますが、特定の国際間のサービス、例えば国際航空運賃ですとか、国際郵便、国際電話などのような料金につきまして方向別格差があるのではないか。
このために航空会社間で大幅なコストの格差があったり、主要国通貨間での大幅な為替変動が生じますと、実は大幅な方向別格差、つまり行きと帰りと航空運賃に差が生じてしまうというふうな事態が不可避の現実になってきているわけでございます。
第四が、国際航空運賃等の国際間サービス料金の方向別格差。さらには、輸入が不可能な特定のサービスについての内外価格差が五番目でございます。この五つに分けて把握する必要があると思います。 そこで、先ほど通産省の方から御報告のありました今回の日米の共同価格調査は、今申し上げたうちの二と三、つまり日本からの輸出品、それから米国や欧州からの輸入品四十数品目について価格の調査を行ったものでございます。
最後に、国際航空運賃の方向別格差の是正問題でございますけれども、簡単に申し上げますと、六十年の一月と比べまして、実はヨーロッパ線につきましては二六%の引き下げを行いまして、現在の方向別格差指数は、具体的にはロンドンが九五、パリが一〇五ということになっております。それから、アメリカにつきましては、同じく一八%の引き下げを行いまして、ロサンゼルスが一〇四、ニューヨークが九七という状況でございます。
○国務大臣(江藤隆美君) かねがね航空運賃の問題につきましては、いわゆる方向別格差の是正ということが国会でもしばしば議論をされまして鋭意努力をしてきたところでありますが、御案内のように、パリ—東京間は一〇〇対一〇二、シドニー—東京間は一〇〇対一〇三、ロサンゼルス—東京間は一〇〇対一〇四というところまでまいりました。
それから国際航空運賃につきましては、急激かつ大幅な円高に伴いまして発生いたしましたいわゆる方向別格差を是正するために日本発の運賃の値下げというものの申請が出まして、これは逐次認めておるというところでございます。
○江藤国務大臣 方向別格差の是正については各方向から要望のあったことでありまして、運輸省でも、昨年の九月からこの問題について航空各社との折衝も続けてまいりました。
○丹羽政府委員 航空運賃の価格差の問題は、今先生お尋ねなのは多分国際航空運賃の方向別格差、東京から外国へ行くのと、外国から東京へ来るのとの運賃の違いを御指摘になったのではないかと思いまして、それにつきましてお答え申し上げます。
次に、国際航空運賃の方向別格差の是正の問題でありますけれども、これは私はあるところで江藤大臣がこのことについて非常に積極的な発言をされていたことを記憶しているわけでありますが、この問題についてその後どうなっておられるのかお聞かせいただけますでしょうか。
私どもといたしましては、そのような実態にかんがみまして、昨年の九月でございますが、いわゆる方向別格差を何とか是正しようということで、従来からエアラインをそれぞれ各国、相手と協議をしながら下げてきておりますが、それをさらに一層下げていただこうということで強力な行政指導をいたしております。
さらに、いわゆる国際航空運賃の方向別格差の一層の是正に努めるとともに、日本企業の複数社化等により航空路線網の充実を図ってまいります。このほか、航空貨物の取扱量の急増への対応策や外貿コンテナターミナルの整備等も推進してまいります。
航空輸送については競争条件を整備すること、国際航空運賃については一層の方向別格差の是正措置が望まれるのであります。 余暇とは人間の自由な時間であり、自由な創造の時間であります。フランスではバカンス法で年間三十日の休暇を定め、西ドイツでは連続休暇法で十二日の連続休暇を定めております。イギリスの休日は二十三日、アメリカは十九日でありますが、日本は年休九日にすぎません。
ただ、こういう問題が発生する根本といいますのは、結局は日本発の運賃が非常に高い、それに対する利用者の方の御不満が非常にあるということが背景になっているものというように私どもは認識しておりまして、昨年の九月にいわゆる方向別格差の是正に関する措置を発表いたしました。
○圓藤説明員 方向別格差の是正につきましては、昨年九月に発表した目標に向けまして、先ほど申しましたとおり、平成元年度中に米国線、欧州線、オセアニア線につきましては、普通航空運賃にかかわる格差を解消する、それから東南アジア線等の主要路線についても、大幅な格差是正を図るという方針で取り組むように、昨年の九月に関係航空企業に対して指導を行ったところでございます。
○伏屋委員 評論家の屋山さんの記事も載っておるわけでございますけれども、本当に円高における方向別格差を解消するという努力をしよう、真剣になってやろうとするならば、もう二年前、三年前にこれはできておるはずなんだ。
さらに、いわゆる国際航空運賃の方向別格差の一層の是正に努めるとともに、日本企業の複数社化等により航空路線網の充実を図ってまいります。このほか、航空貨物の取扱量の急増への対応策や外貿コンテナターミナルの整備等も推進してまいります。